外張り断熱と充填断熱およびトリプルガラスの高性能樹脂サッシおよび、気密シートにより卓越した断熱気密性能を確保します。つまり、二酸化炭素の排出が少なく、少ない光熱費で快適な生活を送ることができるのです。

ふく射式冷暖房システム「クール暖」はふく射式ならではの気流を起こさない快適な空調機でありながら、ヒートポンプによる優れた省エネ性能を併せ持ちます。カビの発生もなく健康的な住環境を実現します。

庭の緑は生活にやすらぎや癒しを与え、四季の移ろいを感じることができます。また、その地域にも美しい景観づくりに貢献します。一本の樹木は人の記憶を年輪に刻むこともできるのです。

山林はただ材木を生産するためにあるのではなく、二酸化炭素の貯蔵、洪水や土砂崩れへの防災、さらには海を豊かにします。その山を適正に管理するためにも地域の木を使うことは大切です。together+の家は積極的に構造材や内装材などに使用します。

使用する構造材はすべて乾燥度などの品質を確認し、耐震等級３および耐風力２の認定を受けたKS工法により建設します。また、全棟構造計算により強度を確認します。

KS工法は外壁と内部の数本の柱により構造が成り立っているので、内部の間仕切りは自由に設置することができます。すなわち自由な間取りが可能ばかりでなく、将来の家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

内装の壁は、珪藻土・漆喰・ゼオライト等8種類の自然素材の呼吸する左官壁とハイブリッド式光触媒「アパテック」により、温かみがありながら、調湿・殺菌・防臭機能を持ちます。

夢や希望があってもそれをどのように実現するか、家づくりには具体化へ導く経験豊富な設計者が必要です。建築主の希望をヒヤリングし建設地の特徴を生かして暮らしの場を一緒に考えていきます。

新型コロナを機に私たちの暮らしは大きく変わり、テレワークが日常化しました。住まいにも仕事や勉強の場が必要となり、それに対応すべくエキストラルームを設けることを提案します。時には趣味の場としても使うことができるスペースです。

家族共同で料理をしたり、食事したり、勉強したり、その時間に生まれる楽しい会話が子供たちの成長に大きく影響することは知られている通りです。テーブルは最も手の触れる場所であり、そこは無垢の木のぬくもりが良いと考えています。明るい陽射しと緑が楽しめる場所がいいですね。

生活にはいろいろなものが必要ですが、雑多に部屋にあっては美しいインテリアも生かされません。収納力がありながらすっきりとしたインテリアにするために扉で隠す収納を提案しています。特に対面式キッチンのバックは一番目立つ場所ですが、隠してしまうととてもきれいなインテリアになります。

庇は夏の強い日差しを遮り、冬には暖かな日光を取り入れます。この日差しのコントロールは大きくエネルギーの消費に影響します。また、庇があることで雨から外壁を守り耐久性を与えます。庇の下の空間は半外部空間となり時には外部の居間とすることもできます。

余計な装飾を廃したデザインは時代を超えた普遍性があると考えています。必要なものを必要な場所に、空間に美しい秩序を与えることが設計の役割です。また、時間とともに味わいを増すような材料を使うことを心がけています。

建築の技術や素材ばかりではなく、省エネの考え方や法律、補助金制度など住宅を取り巻く環境は時間とともに変化しています。新しい情報を得るために私たちは常に研修会などを行い、研鑽に努めています。地元の木を愛する工務店ならではの心を住まいに込めて造っています。

健康な家を建てたとしても時間とともに不具合が生じます。人が具合が悪くなった時頼りにするお医者さんのようにtogether+の工務店は建築主様のかかりつけ医となります。すまいの相談相手として長くフォローしてまいります。