鉄筋コンクリートのマンションなどでは、内装をすべて撤去してコンクリートむき出し状態にして、新たに間仕切りなど作ることができます。このコンクリートむき出し状態がスケルトンで、中に作られる間仕切りなどがインフィルといいます。
一般的に木造は間仕切壁が筋交などの耐力壁を兼ねていたり、柱が上部の荷重を支えているので簡単に間仕切りを変えることができません。ゆえに、生活スタイルの変化、子供の成長、家の売買による住まいへのニーズの変化に対応することが困難なのです。
そこで、このような将来のニーズに対応するべく開発されたのが「Together+の家」です。
例えば子どもが独立し夫婦2人家族となり、個室が不要になった場合、2階の間仕切りを撤去して、趣味や仕事のスペースとして使う。また、親が建てた家を子世帯に引き継ぐことになった時、その時のニーズに合わせたリノベーションができます。新たに家を建てたとしたら工事費3000万。リノベなら1000万とすればその、差額2000万。子供の教育費などに充てることができるのです。
戸建てに比べてマンションの中古市場の取引件数が多いのは、この変化への対応力が一因と思われ、戸建て住宅が空き家となってしまうのも、木造住宅のリノベがしにくいからなのです。
スケルトン&インフィルの「Together+の家」は今とこれからのことに対応できる家なのです。