各ご家庭に月一回ポスティングされるタウン誌、おそらくご存知の方も多いと思いますが、先月末、岩倉・北名古屋市で配られる「クレヨン」にTogether+豊山のオープンハウスの広告を掲載しました。キャッチコピーは「2050年モデルの家」!!!
2050年は28年先。長いのか、短いのか。今年生まれた赤ちゃんは28歳。今年還暦の人は傘寿88歳。赤ちゃんは28年は長く、還暦は長いようで短い。さて、どうして2050年かというと、2015年のパリ協定で当時の安倍首相が2050年までにCO2の排出をマイナスにすると宣言したのがはじまり。これをカーボンニュートラル(CN)と言います。120以上の国・地域が日本と同じように宣言しているのです。ご存知の通り、CO2は温室効果ガスで、工業化(1850~1900)以来大気に無制限に排出したせいで地球の温度はすでに1.1℃上昇し、このまま放置すれば更なる上昇を招き、気候変動で豪雨や猛暑、気象災害、健康被害、生態系への影響などが起きて子孫にとって大変なことになると指摘されているわけです。 そこでこの「2050年モデル住宅」というのは、消費するエネルギーを極力少なく且つ快適に、そして使ったエネルギーを太陽光で補って、単独でCNにしてしまう家ということなのです。つまりZEHです。「使うエネルギーを少なく→寒さ・暑さをガマン」ではなく、快適さを犠牲にせず、高性能の断熱・気密で熱負荷をおさえる趣旨で設計されているのです。(つづく)